森会長の発言
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」
について、ニュースを見ながらの会話。
わたし「え? その通りだよね?」
妻「はあ?! でた!」
わたし「いやいや、ほんとそうじゃない? ぺちゃくちゃ話するだろうし」
妻「うわあ、やば!!! はい、女性蔑視ぃ!!!」
わたし「いやいやいや、例えば研究で男女の2群に分けたら有意差が出るだろう?」
妻「は? てか、差別だよ?」
わたし「いや、差別じゃない、区別だよ」
妻「ほんと、あなたっておかしいよ!」
妻が子供を寝かしつけている間、ブログを開いてみると、
交流してくださるのんちさんも、怒りに震えていらっしゃるではないか。
そして、そのコメントに対して、いつも私のお目汚しブログにコメントを下さるuwisizen先生も同意していらっしゃる。
(やっぱオレって、おかしいのか?)
(じゃあ、何がおかしいのだろう?)
そう思って、独りでこっそり「性差別」についてネットで調べてみると…
「性差別の構造について」
という大学の先生の論文を見つけた。
大変、勉強になった。
~以下、引用~
「「男と女に差異はあるか」という一見中立的な問いに対して、女性がどのように答えても女性の不利益が正当化されるという、性差別に特有の経験とその困難を、その要因も含めて解明した江原の議論には性別分業論を超えた射程がある。それが展開されるのが「性支配」論である。」
「たとえば、大学等でのいわゆる「ミスコン」や、女性を「褒める」ような表現は、それぞれの場面を切り離してみると、何が問題なのかが分かりにくいかもしれない。しかし、その背後に、この社会で女性が位置付けられている立場や地位、そしてそれを支持し正当化している諸言説を考えると、それらを批判する議論の意味が分かる。」
「男性は様々な領域で「男性である」ことを理由にして不利益を被ることはない。つまり、男性差別は社会全体を貫く構造として存在しない。それに対して、女性を優遇することは、女性が社会の広範な文脈で被る不利益や劣等処遇の是正措置としての意味をもつ。個別に見れば、それは「性」という特徴に基づいて女性に利益を、男性に不利益を与えていることになりうるが、それが、社会全体での女性差別構造を部分的に是正することであるとすれば、男性への不利益は女性差別と同等のものとして評価することはできない。」
~引用おわり~
などなど…
そ、う、か!
発言そのものよりも、その背景を考えると、女性蔑視になるのか。
あぁ、私は、勉強不足だったのだ!
勉強不足はモラハラ発言を生む! (日常のわたし)
そうだったのかぁぁぁ! ふむ!!
(知らずしてアラフォーになってしまったぁぁぁ)