昨日、玄関でおでこを強打した。
痛さのあまり、その場でしばらくうずくまるレベル!
すぐに水道で冷やして、患部を見てみると、出血もして、腫れ上がっているではないか。
(病院に行った方が良いのか?!)
私は横になり、
ビニール袋に入れた氷水で頭を冷やしながら、
片手で携帯を持って調べたところ、
そこまでの症状ではない、と思われた。
私はふと父を思い出した。
たしか、似たような経験があった気がする!
そう思って電話をしてみた。
わたし「あのさ、かくかくしかじかで頭をぶつけてさ」
父「ええっ!? 誰が?!」
わたし「いや俺が」
父「なーんだ! 〇〇(孫、わたしの息子)かと思ったよ、よかったぁ!」
わたし「良くはないだろ。 出血もしてさ」
父「ええっ? 誰が?」
わたし「だから俺が」
父「よかったあ! 心配しちゃったよぉ」
わたし「いやいや、内出血もして…」
父「はっはっはっは。いやぁ、本当によかったぁ」
わたし「いやいや、腫れ上がって大変なんだけど」
父「あーっはっはっは! よかったぁ、あー、よかったぁ…」
わたし「……」
話にならないと思ったわたしは電話を切り、
今後どんな症状に気をつけたら良いか?
調べた。
「会話がおかしい」とか「情緒不安定」とかがあれば、周りが気づいてあげることが大事、と書いてあった。
そこで妻に、
「あのさ、もし俺が変な言動をしたりしたらすぐに言ってくれ」と伝えた。
妻「変な言動? いつもじゃん」
わたし「いや、情緒不安定とかさ」
妻は「それこそ……いつもじゃん」
わたし「……」
<そこで一句>
「いつも 情緒不安定と思われていると
おかしくなったときに
気がつかれない可能性が
あるんだなぁ」
心の詩人 まーくん