ひとりでこっそり食べるのを楽しみに、
お菓子を隠したある夫の話。
誰にも見つからないように、
台所の棚の1番上、
キッチンペーパーなどの予備が置いてある後ろに隠した。
袋の中から小袋を2、3個取り出し、こっそり食べては、袋を棚に戻す。
そんなことが数回続いた。
そして…
仕事から帰って夕飯も済ませ、
いやー今日は疲れた! さぁ食べよう!
そう思って棚の上に手をのばすと、
ない! ない!
袋ごと、ないのだ!!
夫「あのさぁ、棚の上にお菓子なかった?」
妻「あ、あった」
夫「え? まさか食べたの?」
妻「あ、食べた」
(ここで、少し頭にきた夫)
夫「はぁっ!? なんで?!」
妻「食べたかったから…」
夫「いやいや、俺、隠しておいたのに!」
これは何か暴言を吐いてこちらのショックを伝えないといけない!
そう思ったモラハラ夫はここで一言
「ねぇ、ブタになりたいの?!」
妻「うん」
夫「……えっ?」
まさか、うん、と返答が来るとは…
なんか……
言い返せなかった……。
だってさぁ、
食べたかったんだよ…
アルフォート……