誰に頼まれたわけでもなく、妻が子宮外妊娠をしたの時の記録を。
結婚してから5〜6年目の頃、
妊活や不妊治療をステップアップし始めてしばらくしたある日、
妻は不正出血と腹痛が続いたので、病院へ。
するとただの不正出血と言われて帰宅。
しかしその後も、出血は続くし、
腹痛は強くなって妻はうずくまって耐えているしで、
病院にまた行こう!ということになって、1週間後くらいにまた病院へ送り出した。
その日の午後、職場にいた私に電話がかかってきて、即入院の知らせ。
数時間後に卵管切除の緊急オペを行うということで、あの時は焦った!
本当に卵管を切除する必要があるのか?
最初に行ったときは誤診で、手を打てば卵管は保存できたのではないか?
などと、焦り、怒りなどの感情に支配された。
病院に着くと、オペ室へベッドで運ばれてゆく妻にギリギリ会うことができた。
オペが終わって、ナースステーションで医師に説明を受ける間も、私の頭は困惑していたのだが、
医師は何度も「妊娠していましたよ!」と喜ばせようとしてくる。
それが、妙に納得いかなかったのを強く思い出す。
私の態度が悪く、病院の方々には失礼しました。
その後、片側の卵管がないことで妊娠の可能性が下がる科学的データも知り落ち込んだが、
まさかの妊活のお休み期間に子供を授かって、
なんだかよくわからないことだらけ、というのが本心です。