今日は暑い!
日中に移動したくなかったが、仕事でどうしても移動せざるを得ないことに。
以下はさきほど電車の中で出会った、ある小学生の男の子との物語である。
(全て、実話です)
電車の車両間のドア側のシートに、肘置きみたいな棚?があるときあるよね?
ない時の方が多いけど。
シートの端に肘置きがあって、その席が空いてると
ラッキー!!
となるのは、私だけでしょうか?
肘を置けるし。飲み物も置けるし。
私は、空いている電車のためなら、わざわざ乗り換えもいとわないタイプの人間です。
さっきも電車を一旦降りて、向かい側のホーム駅発の各駅停車に乗り換えをした。
ガラガラの電車である!
すると、例の肘置きシートが空いているではないか!
3人がけのシート。
同じシートの反対側、肘置きのない側の端っこに、私から1人空席で小学3年生くらいの男の子が座っていた。
さて私が席に座ると、肘置きに、丸められたティッシュがおいてあるのを発見した。
前の乗客であろう、汚いし、テンションダウン。
私は触りたくないので、
フー!
と息を吹きかけて吹き飛ばそうとしたが、ティッシュは転がっていかない。
フー!!!
強めに吹いても微動だにしない!
そこで、連続攻撃だ。
フー!フー!フー!フー!!!
…転がっていかない。。。
仕方がないので指でピーんと端っこへ飛ばした。
肘も置けるし、快適になった^^
そう思って、真っ直ぐ座り直すと、
横にいた少年はいなくなって、少し離れたシートへ移動していた。
(確実に変な奴だと思われた!!!)
アラフォーが壁に向かってフーフー息を吹きかけていたわけだから。
しかし考えてみると、危機管理能力がしっかりしている少年である。
変な大人からは離れなさい、と教えてもらっているのだろう。
エライ!!と私は思った。
少年がちらっとこちらを見た。
(うむ、君はエライ!)
私が口元をニコッとすると、
私を見た少年はすぐに立ち上がり、
もっと離れたシートに移動して行った。
…う、うむ、エライ子だ!
うちの息子にも、ああなって欲しいものである。
しかしなんだろう、このすこーしだけ、胸の奥に何かスッキリしないものは。
まぁいい、息子にもああやって教育して行こうと決めました。