我々はお互いの親からモラハラを受けて育ったと妻は言う。
だから子育てには気を付けよう、と。
良くも悪しくも今の私があるのは親の教育(洗脳?)のおかげとは思う。
しかしその分、子離れ親離れができない関係性が続いているし、
それを断ち切れない自分がいる。
そして妻の家庭環境も似ている。
トラウマになるような肉体的、精神的暴力を受けた事もある共通点。
親は教育に一生懸命だったのだろう。
妻から渡された本に、
私がモラハラをしてしまうのは、
親が私にモラハラをしてきたのも原因かもしれない。
そして我々の親もまた、その親からの被害者かもしれない。
昭和で育った我々の親、
その前の大正、明治を生きた親、
その前の江戸…
そして…弥生、縄文…
そしてまたずっーと辿ってゆくと、
アフリカで人類が生まれた頃まで行き着いてしまうのだろうか。
その頃のモラハラとかやばそうだな。
「うちは怒られると、岩で顔面を殴られたんだよねー」
「オレなんか、ライオンの群れの前に置かれたことあるからね!」
「それでそんな足が速くなったん?」
とかいう会話をしていたのだろうか。
…だとしたら現代の方が楽かもしれん。
まぁ、親から受けた教育の悪いところは断ち切って、
良いところだけ真似できればいいね。