さきほど妻の親戚の集まりに参加して帰宅した。
義理の両親はいなかったのだが。
いつも集まりで気になることの1つ。
妻のいとこの親父さんで、家族の写真撮影を趣味にしている60代の方がいる。
性格も穏やかで、とても良いおじさまである。
毎回、親戚の集まりで、写真が100枚ほど収められた自作のアルバムを数冊持ってこられ、我々に渡して下さる。
内容はひたすら、妻のいとこの子供たちを中心とした写真である。
私の育った環境にはそういった文化がなかったためか、いつもとっても落ち着かない。
はっきり言って、何を楽しめば良いのか、分からないのだ。
他人である私に、わざわざ何のために渡してくるのかさえ、最初は意味がわからず戸惑った。
たとえば写真1枚に対して、何秒くらい眺めれば良いの?
また、写真を見て、なんてリアクションすれば良いのだろう?!
「さっきと笑顔がちがいますね」くらいしか思い浮かばないのだ。
私が写真を見ているすぐ横で、
そのおじさんとおばさんがこちらを見ているので、
その夫婦の目線が気になってたまにチラリと見上げると、
私と目が合って、開いてあるページの写真について、
ニコニコ笑顔で事細かに解説してくれる。
もし妻に相談したら、私が自分にしか興味がないモラハラ夫だと言われるのだろうか。
それとも今後、趣味で写真を勉強すれば、楽しみ方が分かってくるのだろうか。
そんな中、今日も義姉とはバチバチと火花が飛ぶような会話をし、
義姉の幼稚園児の息子からはボールを顔面にぶつけられるわ、
後ろから何度も蹴りいれられるわで、
モラハラ夫は、大変良く働いたと思う。